医療機器医療機器

X線による検査装置においては、高い剛性を持ちつつ、高いX線透過性の素材が望まれております。
ST-LAYER(CFRP複合発泡成形体)は、医療機器用途に必要な剛性、X線透過性などの優れた特長があります。

用途例
検査機器部材
車椅子、介護・補助用具など
用途例
検査機器部材
車椅子、介護・補助用具など

強度同重量サンプルによるサンプル強度(荷重)比較

同重量で比較すると、金属に比べて200%以上の高強度化が可能です。
金属系材料からの代替だけでなく、新たな製品・部材への展開が可能です。

軽量性(強度)同強度(荷重)によるサンプル重量比較

同強度(荷重)で製品・部材を設計する場合、ST-LAYER(CFRP複合発泡成形体)Fグレードを使用することによって、アルミに比べて60%、鉄に比べて80%の軽量化が可能です。

制振性振動を吸収する特性の比較

CFRPは制振性が高いことによりさまざまな用途に使用されておりますが、ST-LAYER(CFRP複合発泡成形体)はさらに高い制振性を有しております。ロボットアーム部材、精密部品組立装置、高速回転・移動装置、自動車部材などの制振性・作動性向上に貢献できます。

X線透過性X線CT画像による輝度比較

同剛性における比較では、CFRP単体に比べ、ST-LAYER(CFRP複合発泡成形体)はX線透過性が良好であり、低い強度のX線とした場合でも明るい画面(高輝度)とすることができ、人体への影響が少ないX線CTなどの医療検査機器を製造することが可能となります。